今年はすべて我々で準備します。まず、竹を切りますが、太めの良い竹を選んで、必要な長さ3mくらいが取れる竹を選んで、切ります。
その後、竹を半分になたで割ります。なただけでは割れないのでなたの両端をハンマーで叩き、少しずつ割っていきます。最後は木の板を挟み込んで、割りました。これで、3mX2 すなわち6mの長さのソーメンを流す樋が出来ます。
竹には節があります。これを除いて、ソーメンがひっかからずに流れるようにします。節をハンマーで叩いて大雑把に取り除いた後は、ノミを使用しました。節をきれいにしたら、竹の樋が出来上がりです。あとは本番当日を待ちます。
ブルーシートの設置
まず、ブルーシートで床を覆い、水がこぼれても良いようにします。
半分に割った竹をカウンターから斜めにセットして、水が流れるようにします。
ソーメンと水が流れる竹の中を消毒します。
ソーメンをテストで流してみて、うまくいけば準備完了です。
今日は、ネットで募集した子どもたちと学童保育の子ども達、合わせて80人がお客様です。
人数が多いので、20人ずつ4回に分けて流しソーメンを楽しみました。
開始時間前ですが、続々と子ども達が集まりだしました。
定刻には最初の組に申し込んだ全員がそろい、いよいよ開始です。
低学年の子どもには、低いところでとってもらいます。高学年は高いところで捕まえてもらいます。
ソーメンを茹でる部隊は、狭いキッチンでいつも火のそばで、暑くて大変です。
お疲れさまでした。
「流すぞ」のかけ声で、斜めに傾斜を付けた竹の中をソーメンが水と一緒に流れます。子どもたちは箸を準備して流れてくるソーメンをうまくすくい上げます。
勢いよく流れてくるとあっという間に自分の目の前を通り過ぎます。何回もチャレンジできましたので、慣れてくると、箸を竹の上において、流れてきたときに引っかかるようにしてうまくソーメンを捕まえていました。
ソーメンが流れてくるたびに、さくらカフェの中はこどもたちの歓声で熱気に包まれていました。
皆、楽しみながら、お腹いっぱい食べて、満足して帰りました。
夏休みの涼しい思い出の一つになった事でしょう。
さくら茶屋の皆さん、学童の父兄にもお手伝いしていただき、流しソーメンの行事は無事に終了しました。
地域の中に子供達の声が響くことは地域活性化の原点とも言えます。
我々町の未来研究会が地域の子供達と一緒に楽しむようなイベントを今後も開催していきます。
今年は流す水を給茶用ボトルで、ソーメンを流すたびに流したので、使用する水も少なくて済みました。
受けているバケツの水の廃棄も少なくて済みました。